ドラフトが完全ウェーバー制になって数年後・・・

日本のある町に天才投手が出現しました。
その少年は中学生にして140後半のストレートを投げ、
12球団すべてのスカウトから熱い視線を浴びていました。

この少年には大いなる目標がありました。それは・・・
阪神の星になること。
少年は熱狂的な阪神ファンだったのです。
「井川? あんなヤツしらね!!」くらいの勢いでした。

そんな強気な少年でしたが、困ったことがありました。
そう、ドラフトは完全ウェーバー制。下位球団に優先指名権が与えられます。
今の自分の実力からすると、間違いなくどの球団も1位指名。
となると成績下位の球団から指名されることになります。
そしてここ数年ぶっちぎりの成績下位球団といえば・・・。

そう、楽天です。

熱狂的阪神ファンの少年には楽天で野球するなど考えられないことでした。
「阪神で野球できなきゃ、僕の今までの努力はなんだったんだ」
少年は思いつめ、やがて練習にも身が入らなくなりました。

そんな姿を見かねた少年の父親は一計を案じました。
なんとNPBを相手取って裁判を起こしたのです。
「各選手が希望する球団に入れない現行のドラフト制度は、
 憲法に規定されている職業選択の自由を侵すものである。
 他業種においても、独占を防ぐ目的で人材を配分している
 例などない。」
なんとまあ、へ理屈もあったもんです。
こうして近代プロスポーツ史上、ボスマン判決とならぶ重要な裁判が始まったのでした・・・。

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タイトルにもあるようにすべて仮定の話です。
ですが、法律的にどうなのか興味があります。
アメリカとかではないんでしょうか?
法律に詳しい方、教えてください。

あと、楽天ファンの方ごめんなさい。

コメント

S.T.S.
S.T.S.
2007年3月22日0:45

いや〜今年楽天は注目ですよ。
去年までのやる前から最下位確定じゃなくて、
どこまで出来るか?って期待させるものがあります。

職業選択の自由は前から言われていて…(ry
これはめちゃくちゃ長くなるのでこの辺でw

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