前回までのあらすじ。
管理能力の高い嫁を得たサンチョは得意の軍事行動にでる。エルシドとの脳筋コンビで2州ゲットをもくろむ。しかし相手のイスラムの技術力はこちらより上。しかも留守のブルゴスを弟アルフォンソが襲う可能性も・・・。果たしてサンチョの運命は?!

サラゴサ首長国との開戦から数日後、ソリア連隊を率いるエルシドは野戦でモリーナ首長国軍を軽く撃破。都市の攻囲戦に移る。さらに数日後サンチョ率いるブルゴス連隊も目的地カラユタッドに到着。こちらは迎撃軍が居ないため即攻囲戦に移る。どうやらカラユタッドの連隊はサラゴサでアラゴン王国軍と戦っているようだ。バルセロナ公はタラゴナを攻囲中と優勢だが、アラゴン王国はサラゴサ、カラユタッドの2連隊との戦いになり苦戦している。このままアラゴンには敵主力を引き受けてもらっている間に、あわよくば攻め滅ぼされてしまっても、カスティーリャは賠償金をふんだくって和平して「いち抜けた」したいところである。

しかし攻城兵器の技術がない(なんせ破城槌すらない)カスティーリャ軍は敵城をなかなか落とせない。敵軍の邪魔は入らないものの、攻囲戦中も当然ながら軍隊の維持費用はかかるため、国庫が底をつき借金状態に陥ってしまった。財政を管理する王妃マリアが王宮で一人激怒しているのは想像に難くない。
マリア「あの脳筋コンビ! 戦争にはカネがかかるのよ!!」
結局モリーナ、カラユタッド両州を陥落させるころには国庫がマイナス200くらいになっていた。借金漬けである。

ここで当初の目標の2州を陥落させたので終戦工作に入る。モリーナ首長国はそのまま併合。当然相手からカネも巻き上げた。一方サラゴサ首長国とはカラユタッドの割譲を条件に和平する。本当は賠償金を取りたいところだが、早く決着をつけるため割譲のみを条件とした。まだ同盟国のアラゴンとバルセロナが戦争中だが知ったこっちゃない。悪辣なやり方だが無い袖はどうやっても振れないのだ。
サンチョ「ごめーん、俺もうカネないんでw おつかれしたーw」
パラドックスのゲームでは同盟国と書いて“どうぐ”と読むのである。

アラゴンとバルセロナ公からするとサンチョの自分勝手な戦線離脱はさすがに怒り心頭だったであろうが、こうなったら一歩でも遅れた方が負けである。バルセロナ公もタラゴナを得ての和平に踏み切った。アルバラシンも攻略中であったがそちらはあきらめたようだ。
哀れなのはアラゴン王国。カスティーリャとバルセロナ公が戦線離脱したあとも、しばらくサラゴサと激闘を繰り返していたが結局痛み分けになった。アラゴンにとっては主力を引き受けながら、見返りはゼロと言う悲惨な結果である。まぁ弱小国のくせにこの戦争をはじめた責任というところか。

この戦争によって、カスティーリャ王国は2州を獲得し、月当たりの収入も約10から20へと倍増した。しかし、前述の通り借金漬けの国庫と周辺諸国からの危険視(評判の悪化)も同時に獲得してしまった。またサラゴサ首長国は駆逐したが、次に攻めるとすればイベリアのイスラム諸国の中でも強力なトレド首長国になる。トレド首長国は簡単に駆逐できる相手ではないため、軍資金もより多く必要になる。しばらくは内政と蓄財に励むことになった。

次回「思わぬ大躍進・・・しかし・・・」

 

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