DOLをやらなくなった理由としてPKがうざったくなってきたというのもある。
私個人の感想をいえば、もはや邪魔以外の何者でもない。
特に冒険メインにプレイするようになって以降、あまりに邪魔すぎてイライラするようになってきた。
過去の私はPKの存在に肯定的であった。
大航海時代という時代背景からすると海賊の存在ははずせない要素だし、単純な移動ゲームになりがちなDOLに緊張感をもたらす要素でもあるからだ。
それが時間が経つにつれどんどん否定的になってきた。
その理由としてはまず私のプレイスタイルが変わってきたことがある。
かつては交易メインだったが、いまは冒険メインにかわった。
交易とくに長距離交易メインだとPK被害にあうことは意外と少ない。
・長距離交易中だと、何度も襲われることはすくない
(同じ港を短期間で繰り返し使う必要がないため)
・襲われても損害は基本的に金銭のみ
ところが冒険メインになるとこれが完全に裏返る。
・クエ受け港が限られるため、繰り返し襲われる可能性がある
・ブースト装備を取られるとリカバーに手間がかかる
(貴重な物ならなおさら)
リスクと被害の双方が増大するのである。
うざったいことこの上ない。
さらに数々の仕様変更が地味に影響を及ぼしてきた。
・副官スキル「妨害」
・オプションスキル「先制攻撃」
この二つにより「撤収の鐘」がほぼ無力化されたのが大きい。
昔は海上で補足されても、まだ鐘による撤退で切り抜けることが出来た。
それが今では交戦=敗北に限りなく近い。
もちろん上納品の登場と言う対PKの切り札が実装されたことはあるけどね。
ぶっちゃけ、昔はPKされるのは相手が上手だったか、こちらが下手だったかのどちらかで、PKされても「相手が上手かったなぁ」「自分が下手だったなぁ」と言う感想で、嫌な感情はそれほど沸かなかった。
それが最近はジャカルタ、堺、重慶とPKが網を張りやすい港が冒険で重要になっており、上手い下手の問題ではなくなってきている。
上納品で突っ切るか、安全海域になるのを待つかのどちらかしかない。
冒険メインの被PKサイドからすると、
「交戦=敗北」のうえ、「特定港(冒険に必須の港)に常に張り付き」と言う
個人ではどうすることも出来ない状況になりがちである。
精強なPKK艦隊を召喚できる人なら別だけど。
こうして「INしてみた。ジャカルタ前にPKたくさん、ログアウト」という日が増え、やがてINしなくなるのである。緑旗の時間を長くする。大型上納品の入手難度を下げるとかしてくれないもんか。
私が年をとって、「航海者としてのバイタリティ」が失われてきているのは否定しないが。
コメント
行っても思い切り拿捕されました。それでも、「海賊になるリスク」を理解した上
でのことですので文句一つ言わずドクロマークつけて航海しました。
正直今は襲うリスクのほうがでかいですね。でも、ルーチンワークになりがちな
ゲームにはかげかえのないスパイスなのかもしれません。
僕も年を取って「重い」ネトゲはほとんど長時間プレイできません。
リアルが忙しいのも理由ですけど。
ネトゲはこれからどこへ行くのでしょうかね?うーん。
確かにPKはDOLのスパイスだと思います。
でもスパイスって、効きすぎると素材の味を台無しにしちゃうんですよね。
MMOはもう隆盛期の興奮が過ぎ去って、プレイヤー側のPKされることへの耐性も、PKKするためのコミュニティ形成もどちらも厳しくなっているというのが現実でしょう。だからPKシステムのあるゲームは相当難しいバランス舵取りを要求されることになると思います。